交換留学の準備に必要な手続きを徹底解説!!
こんにちは。留学生活が始まり、2週間が経とうとしているたいがです!
今回は留学に必要な手続きを解説していきたいと思います。
どの時期にどのような手続きがあるのか僕自身よくわからず不安でしたので、解説していきたいと思います。
*派遣先大学や所属大学によって手続きは変わりますので、あくまで参考程度に読んでください*
0. TOEFL,IELTSの受験
期間:~応募前
応募が始まる前にTOEFL,IELTSを受験し自分が留学でいきたいところのスコアをクリアしておきましょう。何点必要なのかは、自分の所属大学が公表していまうすので確認してください。 ETSが出している公式のTOEFLの参考書は本番と全く同じ形式で勉強ができるのでおすすめです。
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1. 派遣候補生応募
締切日:10月下旬~11月上旬
【提出物】
・学内申請書
自身の基本情報、留学先志望大学、成績、語学能力、アピールポイント、留学理由、留学先での学習・研究計画を記入します。
留学先でしかできないものは何かをかならず考えてください。詳しくは以下の記事を読んでください。
・奨学金受給希望調査
東京大学の場合、申し込み者全員がJASSOの奨学金を受け取ることができます。僕は、月8万円の返済不要の奨学金をいただいています。他の奨学金を受給予定の方はJASSOの奨学金はもらえません。
かならず、奨学金がもらえるという事実を知らない人が多いのではないでしょうか。
・本学教員からの推薦状
僕は語学の先生にメールでお願いして書いていただきました。早め早めに行動しましょう。
・その他
語学能力証明書やパスポートのコピー、誓約書など
2. 面接
時期:12月中旬
どうして、留学先希望大学を選んだ理由、留学先で何をしたいのか、それは日本ではできないのか、を主に聞かれました。英語で回答を求められることもありました。申請書の段階で、しっかり志望理由が固まっていれば、問題はありません。
3.派遣先大学決定
時期:1月下旬
この時期あたりに派遣先大学が決まります。まだ確定ではありませんが、留学先の手続きで落とされることはほぼありません(笑)
4.派遣先大学の手続き
締切日:3月上旬(大学によって大きく差があります)
・残高証明書
寮や学費を一応支払える額の預金があるかどうか、銀行の残高証明書の提出が必要になります。学費は東大の学費を支払えば良いので、イリノイ大学の学費は支払う必要ないから、なんで必要なんだろうと思いながら提出しました(笑)
・Course Planning
どのような授業をとろうと考えているのか事前に伝える必要があります。これを元に派遣先での学部が決まりました。しかし、ここで提出した授業を必ずしも同じ授業を取る必要はまったくないです。僕自身、この時提出した授業を一個も履修していません。
・English Language Proficiency Verification
所属大学の教員にサインをもらわなければならない箇所があるので、東京大学の国際交流課にお願いし、記入してもらいました。
・その他
成績証明書、パスポートのコピーなど
5.派遣先大学の受け入れ許可
時期:5月(大学によって大きく差があります)
・入学許可証、DS2019
入学許可書とDS2019が所属大学に届いたので受け取りにいきました。
6.派遣先大学の手続き、所属大学での手続き
時期:5月~8月
*ここが一番大変です*
・J1ビザ取得
オンラインで1時間ほどかかる手続きを終えたあと、アメリカ大使館でinterview をしにいきます。interviewも1時間半ぐらいかかるという恐ろしく時間のかかる作業でした。
・SEVIS feeの支払い
J1ビザを取得する前にオンラインで支払いを行わなければいけません。
・空港についてから大学までのバスの手配
大学側が用意しているバスがあったので、それを予約しました。
・HousingとMealsの準備
Housingは寮とアパートメントの2種類に分かれます。寮は1人部屋から4人部屋まであり、僕は2人部屋に住んでいます(roommateとの生活についてはまた今度書きます)。アパートメントも2人でシェアして住んでいる人が多いです。家賃はアパートメントの方が安く、アクセスの良さはどちらもピンキリです。
Mealsは寮に住んでいる人は寮の近くにあるDinning Hallで食事をすることが多いです。僕は1週間で12食分+$15のMeal Planを使っています。ビュッフェ形式で味も思っていたより美味しく、たくさん食べてます。僕のMeal Planでは食事を全て賄えないので、外食もしています。アパートメントに住んでいる人は自炊を選択することもMeal Planを購入することもできます。
・履修登録
履修登録を行います。しかし留学生は制限が多く、思うように履修登録ができないことがあります。しかし、adviserに相談すれば意外となんでも取れます、唯一Businessの授業だけは許可がおりないと聞きました。
・予防接種履歴の提出
予防接種履歴を英語で指定の用紙に医師に記入してもらう必要がありました。東大は東京大学保険センターで記入してもらうことが可能です。すぐに記入してもらえないことが多いので、早めに依頼しにいきましょう。また、必要な予防接種を受けていない場合は受けなければなりません。しかし、日本で打つ必要はなく、アメリカについて授業が始まってからでも大丈夫です。僕自身、Tdapと髄膜炎菌の予防接種はアメリカで受けました。アメリカの方が断然安いです。
・東京大学指定の保険への加盟
東京大学指定の保険に加盟しなければなりません。派遣先大学でも保険に加盟しなければならないことがあります。イリノイ大学はイリノイ大学側でも保険の加盟を求めてくるので重複してしまいます。しかし、東京大学の保険がイリノイ大学の保険と同じレベルでカバーしているならイリノイ大学側の保険を取り消すことができる可能性があります。現在、私はイリノイ大学側の保険を取り消せないか挑戦中です。
・奨学金の申請書類
奨学金の振込先などの情報を提出します。
・東京大学への留学許可届け提出
自分の所属する学部に留学許可届けを受諾していただく必要があります。
・ゼミの単位分割申請
文系学生が3年から留学しようと思うとゼミの問題が出てきます。東京大学でゼミは1年間参加することで単位がきます。しかし留学いくとなると3年も4年も1年間フルで出席できないので、ゼミの単位を3年の前期だけでも得られるように単位分割申請を行いました。基本的にどのゼミの教授も認めてくださるので、ゼミが理由で留学を思いとどまる必要はありません。
・携帯電話の解約
留学先で現地の電話番号を新しく得るために、日本で使っていた電話番号の保管手続きを行いました。留学先では僕はT-Mobileと契約しています。
・留学先で使うカードや銀行口座の整理
留学先で使うクレジットカードや親からの仕送り先の銀行口座などの整理を行いました。私は先輩から勧められたCash Passportを作成し現在使っております。Cash Passportの概要を簡単に説明します。日本で親がお金をCash Passport指定の口座にお金を振り込みます。そうすると、僕は留学先でCash Passportをcash cardのようにお金を引き出すのに使うこともできるし、デビットカードとして使うこともできます。便利なので、ぜひ使ってみると良いと思います。Cash Passportに興味があったらこちらから申し込めます!
・航空券
高いです。。
・荷造り
僕は渡航の1週間ぐらい前から少し始め、渡航前日に一気にやりました(笑)
以上のように、留学が始まる前から色々な手続きはありますが、普段生活していればやらないような手続きがたくさんありますので、いろいろ学べるというポジティブな姿勢でやっていきましょう!正直、僕は留学前の準備をそんなに大変だとは感じなかったです。